『悪魔のいる映画史』

タイトルは「悪魔のいる文学史」または、「悪魔のいない文学」のもじりのつもり。

キリスト教徒ではない自分には、悪魔とは縁遠く、知識も全くない。せいぜい「デビルマン」とかの漫画と映画で散見した程度。
そんな中で、忘れがたい映画を幾つか紹介する。

エンゼル・ハート [DVD]

エンゼル・ハート [DVD]

(ネタばれなので、観てない人は注意を。参照:エンゼル・ハート - Wikipedia
原作が邦訳されている。「墜ちる天使」ウィリアム・ヒョーツバーグ著(が、絶版で入手困難)
しがない探偵(ミッキー・ローク)が、人捜しを依頼されるというありきたりなストーリーだが、あれよあれよというまにとんでもない事になり、最後に驚愕?の事実が明かされる。
ストーリーもさることながら、暑いアメリカ南部の情景や呪術などを盛り込んだ見応えある作品となっている。
この映画で、悪魔の”ルシファー”を演じるのが「ロバート・デ・ニーロ」(彼がゆで卵を食べるシーンが印象的)。

ディアボロス [DVD]

ディアボロス [DVD]

これは観てない人が多いだろう。
参照:Devil's advocate (disambiguation) - Wikipedia
原題は「Devil's Advocate」。「アル・パチーノ」と「キアヌ・リーヴス」の豪華饗宴も”駄作”。
でも、一応”悪魔”が登場するので、Youtubeを。

コンスタンティン [DVD]

コンスタンティン [DVD]

キアヌ・リーヴス」主演ということで、そこそこのヒットした映画。不要と思うが、一応WIKIを。
コンスタンティン (映画) - Wikipedia
自分は「キアヌ・リーヴス」のファンではないが、ゲイには結構人気があるらしい。
この映画の見所は(個人的に)、主演の”コンスタンティン”ではなく、”ルシファー”と”ガブリエル”だ。
その両者をYoutubeで。(セリフが聞き取れないし、ストーリー知らないと楽しめないが・・・)。

天使のガブリエル役が素晴らしい!ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)という名前だ。
ティルダ・スウィントン - Wikipedia
主旨からずれるが、ここでは”大天使のガブリエル”役ではないので、彼女のシーンを更にYoutubeから。

以上、”ホラー映画の通俗な悪魔”とは一線を画した悪魔たちを、最近の映画からYoutubeで拾ってみました。


(この前後削除しました)

P.S.「悪魔を憐れむ歌」という邦題の映画がありますが、原題は「FALLEN」。オカルト・サスペンス映画ですが、これも傑作です。