奇妙な味から、シド・バレットまでの主題無し記事
”奇妙な味”と江戸川乱歩が名付けたジャンルがある。
初めてその魅力に取り憑かれたのは「世界短編傑作集」がきっかけ。
- 作者: E.ヘミングウェイ,江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1961/04/07
- メディア: 文庫
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余りにも有名な『オッタモール氏の手』は別格も”奇妙な味”という観点から満点の一冊。
その中で、(これも有名なのかな?)『銀の仮面』を自分は推す。H.ウォルポールの作品集が邦訳されたのも、この作品が契機だろう。
- 作者: ヒュー・シーモアウォルポール,Hugh Seymour Walpole,倉阪鬼一郎
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 単行本
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- 作者: T S ストリブリング,倉阪鬼一郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/08/04
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ところで”奇妙な味”の名付け親の江戸川乱歩がゲイだったの周知の通り。ゲイティストが伏線の『孤島の鬼』は評価が高いし、傑作だろう。(筒井康隆まで乱歩のBest1と云ってた)
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1987/06/27
- メディア: 文庫
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監督のバーベット・シュローダーは知らない、と思ってたら作品見ていた。何と『モア』の監督らしい。出演作品というのを見ていたら『ロベルトは今夜』とある。当然未公開だろうが、これってどう考えてもあのP.クロソウスキー作品の映画版ではないのか?
ドンドン話題が出てきて、クロソウスキー繋がりでバタイユへと行きたいが当然ここでは無理(自分のバタイユ観は非難囂々だろうし彼の著作が物置にあるので)。
仕方無い!ここは”はてなの練習記事”ということでお許し願い、『モア』の映像をUPしようと思ったが適当なのが無い。ので「Pink Floyd」は、これを見れば充分!!!」という動画を代わりにUP(”Careful With That Axe, Eugene” という作品。観なくてもいい、それほど価値無し)
まぁ動画は最後のメンバーのシーンが一番面白い。これもお粗末ながら”奇妙な味”か?
(自分で再度聴き直したら、こんなチャチい曲かと再度このバンドに落胆)
「Pink Floyd」って所詮こんな物、「The Dark Side of the moon」でサイケから脱却して以降は、聴く価値無し(って聴いていない、見切りを付けたから)
「Pink Floyd」最大の功績?は「シド・バレット(Syd Barrett)」が創立メンバーだったこと。
- アーティスト: シド・バレット
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: CD
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余りに売れすぎて、パチンコ屋の軍艦マーチと揶揄された「The Dark Side of the moon」。ギネス級なんてものじゃないほど売れたその次作のタイトルを「Wish you were Here」というCDをにした事も、メンバーがシドの影響&追憶から抜けきれていなかったからではないのか?
他のメンバーに比べ容貌が美しかったシドは、バンドが売れない時分から男娼をやっていた。そのまま結婚せずに”あちらの世界”に行き、そして逝ってしまったシド。彼の名曲「Golden Hair」(J.ジョイスの詩をそのまま歌っている)もUPしたい。
ピンクフロイドは消えても『シド・バレット』は永遠に残る。この後シド・バレットのもっと良質な動画を見つけたのでUPして本当に終わろう。
段々自己崩壊していくシドが余りにも痛ましい。